着用頻度が高いジャケットの襟によく見られるのが
襟の黄変です。
黄変してしまった襟はドライクリーニングしても
水洗いしても黄ばみは落ちません。
皮脂汚れと汗をドライクリーニングと水洗いで
落として、さらに漂白し、漂白により生地の
元の色が抜けた場合には色を足さなけなりません。
これは染み抜きではなく、復元加工となります。
今回の黄変復元は麻のジャケットで着用できる
状態まで復元できたと思います。
当店の黄変復元加工は完全に元の状態に
するものではありません。
元の状態の約8割、着用できる状態まで
復元する加工です。
ジャケットの襟の黄変は
ドライクリーニングと水を使ったお手入れで予防できますので、
お気に入りのスーツ、ジャケットは
定期的なお手入れをお勧めします。