店主

クリーニングアラタの店主です。洋服一着が製品となるまでには生地織り、染色、パターン作成、縫製、整形などなど様々な工程が必要です。このように多くの工程によって作られた洋服をクリーニングで扱うのですから、それぞれの工程の知識、技術が必要となってきます。染み抜きには生地織り、染色などの知識・技術、洗浄においても染色、整形の知識・技術が必要となります。洋服にできるだけダメージを与えないクリーニングを目指して染色・縫製・整形などの知識・技術を学び続けています。

交換前

財布の内装交換

財布の内装が合成皮革で作られているため、劣化して使えなくなって います。 内装交換をするにあたり、合成皮革を本革に変更し、 カードを入れるポケットを2か所増設しました。 合成皮革は通常2~3年で劣化し ...

クリーニング前

汗を吸った礼服のクリーニング

暑い季節に洋服を着るとどうしても、洋服が汗を吸ってしまいます。 汗を吸うとこのような現象が起こります。 脇部分に汗の塩が出てきています。 こちらの礼服の洗濯表示はドライクリーニングにみ可能となっていま ...

ジャケット襟の黄変復元加工

着用頻度が高いジャケットの襟によく見られるのが 襟の黄変です。 黄変してしまった襟はドライクリーニングしても 水洗いしても黄ばみは落ちません。 皮脂汚れと汗をドライクリーニングと水洗いで 落として、さ ...

染み抜き前

ジャケットの不明のシミ

知らない間についたシミです。 何のシミか分からない場合、 基本手順を試験しながら試して いきます。 数種類の薬品を試し良く 落ちる薬品を繰り返しながら 染み抜きします。 無事に綺麗に落とすことができま ...

交換前

ブランドバッグの内装交換

バッグの内袋が合成皮革の経年劣化で べたつきボロボロになってきてます。 こうなっても劣化しない布地に交換することで また使えるようになります。 値上がりしているブランドバッグの新品を購入するより、 修 ...

ビフォー

ご家庭で洋服の染み抜き・漂白に塩素を使ってはいけません。

色柄物の洋服に塩素がつくと一瞬で脱色してしまいます。 脱色した部分に染料を塗ろうとしても色が入りません。 塩素が付着した部分の繊維が変質してしまうからです。 塩素で脱色した部分に色を入れるには色の粉で ...

染み抜き前

洋服の染みは早期発見・早期処置すれば除去率が高くなります。

染みの色から付いてかなり時間が経ったもの と判断できます。 ここまでなったら、染み抜き剤だけでは 落とせなくなります。 漂白してシミの色を抜いていかなくなりますが、 ここで問題があります。 漂白剤を使 ...

クリーニング前

チョコレートがついた革バッグのクリーニング

バッグの中に入れていたチョコレートが 染みだして革に移ってしまっています。 革は基本的に染み抜きができません。 顔料塗装でシミを隠蔽するのが通常です。 顔料塗装すると風合いが変わります。 特に今回の革 ...

作業前

オーストリッチ革財布の色補正・リメイク

オーストリッチ革の財布の汚れが気になられると のご相談を頂きました。 革製品は基本的に染み抜きができません。 汚れの上に塗装をして目立たなくする 方法しかありません。 黒い汚れを明るい色で塗装して隠蔽 ...

内装交換前

ブランドバックのサイドポケット内装交換

ブランドバックの内側サイドポケットに手を入れると べたつき、黒い粉が付いてきます。 サイドポケットの素材が合成皮革で 作られているため、空気中の水分で 加水分解して劣化してしまっています。 合成皮革を ...