革は染料と顔料で染めています。
染料のみで染められた革は
年数を経るごとに革の色が
変化する経年変化を楽しむ
ものが多いです。
全体的に同じように色が
変化すれば良いですが、
大体は部分部分によって
色の変化が違います。
全体的に均一に褪色していれば
革にオイルを入れることにより
色が濃ゆくなりますが、
褪色の度合いが部分部分で
違うので顔料で色補正して
全体の色を均一にしました。
革本来の風合いと色のムラ感を
できるだけ残しつつ全体を色補正しました。
顔料で塗装したので、経年変化は
楽しめなくなりましたが、
見栄えが良く使えるようになりました。