シルクは高価ですが、
繊細で染色も弱く、
取扱いが難しい素材です。
特に夏に着用される
アイテムにシルクが
使われている場合、
汗を吸っていますので、
水を使って汗を落とさないと
いけないのですが、
染色が弱いために水により
色が滲んだりしてしまいます。
シルクは何年も愛用するには
難しい素材の一つです。
シルクをドライクリーニングで
洗うと水を使わないので、
色は滲まないのですが、
汗が落とせないので、
汗を吸ったシルクを
ドライクリーニングだけして
放置すると
こうなります。
黄変すると黄変部分を漂白して
色を抜き、色が抜けた部分を
補色する復元が必要となります。
着用できる状態まで復元できました。
当店では黄変復元は元の
状態の80%程度の
着用に支障が無い状態までの
復元をしています。
生地が黄変によって
傷んでいる場合、
染色が弱く、色の滲みが
酷い場合は復元できない
事があります。