お気に入りのウールのコートをクリーニングに出そうと思っているけど、
どこに出せばいいのか分からない。
ウールコートのクリーニングで悩まれているのですね。
そうなんです。クリーニング店で料金が違うし、
お気に入りのコートなので風合いの変化も気になります。
ウールコートは一般的に洗濯表示はドライクリーニングで、
クリーニング店はドライクリーニングで一般的に洗浄しますが、
実は、ウール・カシミヤコートはドライクリーニングにより、
風合いが変化してしまいます。
そうなんですね。ドライクリーニングによりどのように風合いが
変化するのですか？詳しく教えて頂きませんか？
クリーニング店のドライクリーニングはほとんどが、
石油系溶剤で洗います。
石油系溶剤で洗うので、ウール・カシミヤが本来持つ脂分まで、
奪ってしまってしまうのです。
ウール・カシミヤは脂分が無くなるとパサパサになります。
確かに、ウールのコートをクリーニングに出してパサパサになった
ことがあります。ドライクリーニングが原因だったのですね。
それでは、クリーニングに出さない方がいいですね。
いえ、クリーニングに出して汚れを落とさないと、
カビが生えたり、虫食いの原因となります。
それに、パサパサになるのはドライクリーニングだけの問題では
ありません。
ドライクリーニングの他にも問題があるのですか？
はい、ドライクリーニングの他に乾燥の問題もあります。
ドライクリーニングの後に、乾燥機で熱をかけて乾燥すると
さらにウール・カシミヤの脂分が失われてしまいます。
カビ、虫食いは心配ですけど、風合いの変化は嫌です。
なにか解決策はありませんか？
解決策はあります。洗浄時間を短くしたり、
乾燥を自然乾燥にすれば、風合い変化は少なく済みます。
さらに、ウール・カシミヤにドライクリーニング後に
栄養（脂分）を補えばパサパサになりません。
そうなんですね。安心しました。
クリーニング店の作業内容を確認して、
お気に入りのウール・カシミヤコートを
出せばパサパサになることも無いのですね。
はい、そうです。
当店での作業内容ですが、ドライクリーニングは
一点一点ネットに入れて短時間で洗います。
乾燥は自然乾燥しています。
Aコース、Sコースでは、乾燥後に栄養（脂分）
を補っています。
新品時の状態にはなりませんが、風合いは
改善します。
また、防虫加工、防虫カバー包装、保管サービスも行っています。